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事象の概要
2023年1月上旬、販売者様より多数のウェブピクセルURLがGoogle Search Consoleでインデックスされているとの報告がありました。弊社チームが問題を審査し、「web pixel manager sandbox」をGoogleで検索しました。iframe sandboxのURLがインデックスされていることを確認し、解決に向けての取り組みを開始しました。この結果により、過去にインデックスされたウェブピクセルマネージャーパスを404エラーにし、問題を部分的に緩和しました。
ピクセル URLのクロールを防いでしまうJavaScriptの実行を、クローラーに止めさせる解決策を作成しました。この解決策により、販売者様が経験している以下のような問題が解決されます:
404エラーページやノーインデックスページが、クロールバジェットやGoogleのクロール効果に影響を与えないことは、Google側より確認されています。
こちらはどれだけの古いビクセルページがインデックスされたか、そしてGoogleがストアをクロールしている頻度にもよります。インデックスされた古いピクセルページが多く、クロール頻度が低いサイトの場合では、ページがインデックスより削除されるまで、数ヶ月程かかる可能性があります。
いいえ、古いウェブピクセルマネージャー/URLはもう使われておらず、貴サイトにリンクされていません。これらのページは、どこにも存在しないURLとなっております。
これらの古いピクセルページはもはや存在せず、Googleにとっての価値もありません。これらのURLは404エラーの状態を維持すべきです。404エラーについてのGoogleの公式書類をご参照ください。
いいえ、404エラーはSEOパフォーマンスに影響を与えません。このピクセルページは検索エンジンに価値が無く、貴ストアのサイトにリンクされていません。404エラーについてのGoogleの公式書類をご参照ください。
いいえ。ノーインデックスに関するGoogleの公式書類と代表者のコメントをご覧ください。
いいえ、robots.txt の不許可ルールでURLをブロックすると、検索エンジンがピクセルページのノーインデックスヘッダーを見ることが防がれ、「robots.txtによってブロックされたコンテンツ」のGoogle Search consoleレポートが溢れてしまいます。
現時点では、これらのURLをレポートよりクリアする方法がございません。次善策としてはGoogle Search Console レポートを表示する際に、左上のドロップダウンメニューより「All known pages」の代わりに「Select all submitted pages」を選択することです。これにより、サイトマップのURLのみ使用されるフィルタリングがレポートに適用されます。
いいえ、ストアを新ドメインに移行することは、SEOパフォーマンスに大きな混乱を引き起こす可能性があるため、推奨されません。
Googleの確認によれば、404エラーやノーインデックスのURLはSEOパフォーマンスに影響を与えません。その理解を持った上で、ピクセルURLが導入されてからリリースされた6つの主要なGoogleアルゴリズム更新についてご覧いただくことをお勧めします。このリンクから、各アップデートの詳細や、それが貴ストアに及ぼす影響、そしてSEOパフォーマンスを向上させるために何ができるかを確認することができます。