So.29は古典×モダンをテーマにした、造花とプリザーブドフラワーを使いハンドメイドで丁寧に仕上げられたオトナ上品な髪飾りを販売しています。多彩なオプションでカスタマイズできるので、ご自身の衣装にピッタリのヘアアクセサリーをオーダーいただけます。
お客様の”晴れの日”をイメージしながら、一つひとつ心を込めて作られた商品への想いとこだわりの秘訣と今後の展開について語っていただきました。
＜目次＞
- Shopifyの魅力：アプリとカスタマイズで理想のストアを実現
- So.29誕生：起業のきっかけと名字から生まれたユニークなブランド名
- オリジナリティを追求：新しい和装アクセサリーの展開とアイデア
- 自分らしさを活かす：Instagramで作品と想いを伝える方法
1. Shopifyの魅力：アプリとカスタマイズで理想のストアを実現
Shopifyを開始したきっかけとして販売手数料が安く、その分お客様に還元できると思い利用を始めました。また、他サイトでは有料オプションの設定ができなかったり、数が制限されている等のオプションを自由に展開できない課題があります。しかしShopifyではアプリを導入することで多彩なオプションを展開し、カスタマイズされた髪飾りをオーダーいただけるので、自身の商材と販売方法に最適と考えShopifyを選びました。
Shopifyを使用していて良いと感じる点としては、ストアを構築する為の武器とも言えるアプリを必要なだけ実装しカスタマイズできることです。
また、 自分でストア運営をすることでEC運営に関する知識が増える点も良いと考えています。例えば他サイトにおいては運営会社が全て対応してくれるケースが多いですが、 Shopifyのカスタマイズ性が高いからこそ、どのアプリを実装したらやりたいことが実現できるのか、このアプリを入れると他との影響はどうなるのか等、自分で考え改善するスキルが身に付く為、自身の成長を感じることができることが嬉しいです。経営、数字管理に非常に役立つ分析レポートも活用し、ストアを運用しています。
最後にカスタマーサポートが素晴らしいと感じます。チャット、メールを通じて問題を丁寧に解決に導き、かつ現在のストア状況を分析しながら、いつも役に立つ提案をしてくれるのが非常にありがたいです。
2. So.29誕生：起業のきっかけと名字から生まれたユニークなブランド名
元々職人になりたいという漠然とした想いがあり、7年前に一度ハンドメイドの髪飾りを制作・販売した経験が忘れられなかったことをきっかけに起業しました。会社員生活を続けながら半年ほど副業で販売していましたが、販売開始4ヵ月で売り上げ目標を達成できたことから、ハンドメイドを本業にすることを決意しました。ビジネスを開始するまでのストーリーは、公式ブログ：Vol.3：私を形作るものでも詳しく紹介しています。
ブランド名「So.29」の由来ですが、最初は和風の名前にしようと色々と考えていたのですが、 なかなかしっくりこず。 そんな中ある晩ベッドで横になっている時、 自分の珍しい名字である「早福(そうふく)」をブランド名にしたらどうか、 とひらめきました。 「福が早く来るように」との想いが由来であるこの名字をとても気に入っているので、 「そう」をアルファベットで、 「ふく」を数字で表したらお洒落なのでは？！と思いつき、 【So.29＜so-fuku＞】というブランド名が生まれました。
3. オリジナリティの追求：新しい和装アクセサリーの展開とアイデア
テーマである「古典×モダン」は商品企画を進める際に常に意識しています。 和装との相性を考え抜いた、トレンドに左右されないクラシカルで美しいデザインを心がけています。
企画している新商品の展開としては、オプションパーツの種類を更に増やして、お客様が髪飾りのパーツをご自身で選んでマイアレンジとして購入いただけるようにしたいです。
また、今後はオリジナル商品として玉かんざしや羽根モチーフ、お花などを正絹やちりめんなどの布から作る商品も展開していきたいと考えています。この展開を通じて、これまでは主に既製品の造花とプリザーブドフラワー、飾り紐等を組み合わせてデザインしてきましたが、全くのオリジナル商品を制作することでさらなるオリジナリティ性の追求をしていきたいです。
現在一番人気のある商品は[No.99] 胡蝶蘭の髪飾りで、結婚式、成人式、卒業式等様々なシーンで使用いただいています。
また、最近の売れ筋商品×オススメは鶴の水引シリーズ：[No.116] 鶴の水引と胡蝶蘭の髪飾りで、抹茶カラーのタッセルにゴールドの紐を組み合わせた、華やかなヘッドドレスが大人気です。
4. 自分らしさを活かす：Instagramで作品と想いを伝える
集客にはinstagramを使ってSNSマーケティング運用をしており、広告を出さず、営業色が強く出ないように投稿しています。フィード投稿では作品の世界観を感じていただくこと、リール動画では作家の想いや、制作風景を見せることで作家活動の一面を知ってもらうことを目的に運用しています。一つ一つの投稿が私の軌跡であり、資産だと思っているので、自分らしい投稿をするようにしています。
ビジネスを運用してきた中で一番印象に残っていることとして、販売を開始して3ヵ月ほど経った頃、Instagramで初めてオーダーメイドの依頼をいただいたことです。まだ実績も少ない自分に大切な晴れの日の髪飾りを任せていただいて良いのだろうかと少し不安になりましたが、任せたいと思っていただける作家になれているのだという自信に繋がりました。
今後挑戦したいこととして、Google広告を使用してマーケティングをさらに拡大していきたいと考えています。
私はデザインも制作もEC運営もSNS運営もお客様対応も、全て1人で行っております。その理由として品質を保つ為でもありますが、一人で全てを担うことで「手触り感のあるビジネス」を続けていきたいと思っているからです。
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