ShopifyやEコマースに関連することを話してみよう
無料設定の異なるプロファイル(1つは「-g以上で無料」、他は「-円以上で無料」)に属する商品を同じカートに入れると、配送方法の確認案内文(決済画面の前のページ)が“Shipping ○○円”と表示されてしまいます。この部分を任意の文句(例えば「送料無料」)に変えたいのですがどこを変えたらいいのか見つけられずに困っています。
背景説明も含め、以下順を追って説明します。
言語設定
言語設定を「English」にしています。そのため該当の箇所が「Shipping」となっていますが、日本語設定だと「配送」と表示されるようです。(参考: https://bit.ly/3mUH71y )(ちなみに本当はサイトの言語設定を「日本語」にしたいのですが、サイト制作の途中で「日本語」にしたところ文字化けが起きてしまい英語設定ままここまで進めて来ました。この問題も解決したいのですが、とりあえず今ここではスルーでOKです。)
常温と冷蔵の料金設定
常温と冷蔵の商品があるためこれらの両方がカートに入った場合、送料は常温と冷蔵の両方分加算されるようにしたいとのクライアントからの希望です。
・常温の無料設定:5,500円以上
・冷蔵の無料設定:5,500円以上
という条件です。
なので例えば
・常温:5,500円以上
・冷蔵:5,500円未満
この場合はカートの中身が冷蔵料金のみ送料がかかるよう設定しています。
このような条件を満たすためには
・常温の無料設定:5,500円以上(料金で線引き)
・冷蔵の無料設定:〇〇g以上 (重量で線引き)
とする必要があると理解しています。
無料のラインを、常温冷蔵の両方に料金ベース(5,500円以上)のみ(or 重量ベースのみ)で設定すると、常温と冷蔵の合計が5,500円(または〇〇g)に達した時点で無料となってしまい、常温冷蔵の送料を別々にコントロールできないためです。
「Shipping」(「配送」)と自動表示される理由
2 で説明したように、異なる配送プロファイルに料金ベースと重量ベースという異なる基準を設定するとそれらが同じカートに入った際「Shipping」(「配送」)と自動表示される理由はShopifyフォーラムでのShopifyスタッフの方の解答をみて理解しました。 https://bit.ly/3mUH71y
結論:この部分の文言を単純に変える方法を知りたい
上で説明したように「Shipping」とか「配送」という表示が自動で出てしまうのですが、これでは顧客にとって配送の内訳が何なのか理解できません。
常温のみ、冷蔵のみカートに入っている時は以下のように自分で設定した文言が表示されるので少なくとも配送料金の説明は果たせます。
「送料無料(注文合計額が5500円以上の場合はこちらを選択できます。)」
「佐川急便 (注文内容に合わせたサイズの箱 / 配達員が手渡し)」
「ゆうパック(注文内容に合わせたサイズの箱 / 配達員が手渡し / 沖縄・離島の方はこちらのみ選択可能です。)」
繰り返しになりますが、このように、常温と冷蔵の商品(=料金ベースで設定した商品と重量ベースで設定した商品)が同じカートに入っているときも、自分で設定した文言を入れたいのです。
例えば
「送料:常温商品または冷蔵商品のいずれかの注文合計額が5,500円以上を満たしていますが、もう一方は5,500円未満のため右記の送料がかかります。 ¥〇〇〇」
or
「送料:右記の送料がかかります。 ¥〇〇〇」
こんな感じにしたいと思います。
管理画面>設定>ストアの言語>テーマ言語を設定する>保存する>
ここでサイト内の大半の表示はデフォルトから変えることができましたが、この「Shipping」だけはどうしても見つかりません。
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成功
こちらの件ですが、配送料の名称を自由に変更することは依然できないのですが、おっしゃる通り「配送」と表示されてしまうのは、購入者にとってわかりずらいので、日本語訳を「送料(合計)」というように変更してみました。もし、別のご希望の表現をお持ちでしたら、そちらへの変更を検討することも可能ですので、ご共有いただけますと幸いです。(マーチャント側で自由に変更したり、適用された料金名称を自動的に組み合わせるなどの対応は予定しておりませんので、あくまで固定の最適な日本語表現を当てはめる対応となります)
Shipping / 配送の部分は、Shopifyがコントロールしている部分で、テーマの一部ではないので、変更できません。英語設定にしているとShippingと表示されると思います。
> ここでサイト内の大半の表示はデフォルトから変えることができましたが、
ちなみに念のため確認ですが、以下の部分は送料設定の名称なので、テーマの言語設定ではなくて、そういう名称で送料を作成したという理解でよろしいでしょうか?
>「送料無料(注文合計額が5500円以上の場合はこちらを選択できます。)」
>「佐川急便 (注文内容に合わせたサイズの箱 / 配達員が手渡し)」
>「ゆうパック(注文内容に合わせたサイズの箱 / 配達員が手渡し / 沖縄・離島の方はこちらのみ選択可能です。)」
共有されているサポートの返答で紹介されているアプリの詳細について以下で議論されていますので、ご確認ください。
> 繰り返しになりますが、このように、常温と冷蔵の商品(=料金ベースで設定した商品と重量ベースで設定した商品)が同じカートに入っているときも、自分で設定した文言を入れたいのです。
これは2つの送料設定の合算となる1つの送料をこの名称で登録して、かつ、この送料しか選べなくなるようにすれば可能です。(文言の修正ではできません)
標準ではできませんが、上記のCustomShipを使った上で、他の標準配送料を全部削除すれば、CustomShip上は、常温単独、冷蔵単独、2つの条件合算が別々の送料として登録、表示できるはずです。
> このような条件を満たすためには
>・常温の無料設定:5,500円以上(料金で線引き)
>・冷蔵の無料設定:〇〇g以上 (重量で線引き)
> とする必要があると理解しています。
参考までにですが、別の方法として、常温、冷蔵の商品それぞれをコレクションで分けて、商品コレクションごとに配送プロファイルを分けるという方法もあります。この場合、それぞれ別々に加算されるはずです。(常温、冷蔵の属性は商品に由来するので、こちらの方が正しいような気がします)
https://help.shopify.com/ja/manual/shipping/setting-up-and-managing-your-shipping/shipping-profiles
成功
こちらの件ですが、配送料の名称を自由に変更することは依然できないのですが、おっしゃる通り「配送」と表示されてしまうのは、購入者にとってわかりずらいので、日本語訳を「送料(合計)」というように変更してみました。もし、別のご希望の表現をお持ちでしたら、そちらへの変更を検討することも可能ですので、ご共有いただけますと幸いです。(マーチャント側で自由に変更したり、適用された料金名称を自動的に組み合わせるなどの対応は予定しておりませんので、あくまで固定の最適な日本語表現を当てはめる対応となります)
こんにちは。
複数配送の表記について調べていると、こちらの投稿を見つけたため、質問させていただきます。
こちらでjunichiokamura様が複数配送の場合の表記を「配送」から、「送料(合計)」に変更していただいたとのことですが、こちら、弊社のサイトにも適用されているので、日本語設定のShopify全体に適用されたということでしょうか。
確かに配送方法の選択の際はわかりやすくなりましたが、この表記が注文確認メール・注文状況ページにも表記されており、違和感があります。「配送方法:送料(合計)」となっています。「複数配送」など、英語のShippingに近い曖昧さの表記の方がいいのではないでしょうか。(他に出てくる場所が不明なのでこれが正しいとも言えませんが)
情報の共有ありがとうございます。大変参考になります。
> 日本語設定のShopify全体に適用されたということでしょうか。
> この表記が注文確認メール・注文状況ページにも表記されており、違和感があります。「配送方法:送料(合計)」となっています。「複数配送」など、英語のShippingに近い曖昧さの表記の方がいいのではないでしょうか。
なるほど。確かにそうですね。。社内で検討させていただきます。
@ki_hi さん、「複数配送」では複数の宛先への配送に聞こえてしまうので、「複数条件配送」はどうかと思うのですが、いかがでしょうか?(少し長くてあまり一般的な言い回しではないですが、これが一番実情を表していて誤解がないかと思います)
@junichiokamura さま、ありがとうございます。確かに誤解のない実情を表した表記がいいと思います。私たちのショップ内では「複数条件配送」の表記で問題ないです。ご検討いただきありがとうございます。
@junichiokamura さま、
まさか私の質問がこのように、Shopify日本語版全体に関わることに発展するとは思いもよりませんでした。(ちなみに、今取り組んでいるサイトが初めての製作になります。)
●「複数条件配送」
2つ以上の配送プロファイルがある場合の表示を「複数条件配送」にするのはどうか、とのことですが、「複数条件配送」は漢字6文字、単語は熟語3連続ですので、通知を受け取る一般のお客様にはあまり親切な表現ではないのかなと思います。
提案:
「2種類以上の配送方法」
または
「複数の配送方法」
このどちらかなら、配送方法選択の画面においても、注文確認画面・メールにおいても特に矛盾もなく、日本語としても分かりやすいのではと思いますがいかがでしょうか?
junichiokamura様、
詳しいご返答ありがとうございました。
参考までにですが、別の方法として、常温、冷蔵の商品それぞれをコレクションで分けて、商品コレクションごとに配送プロファイルを分けるという方法もあります。この場合、それぞれ別々に加算されるはずです。(常温、冷蔵の属性は商品に由来するので、こちらの方が正しいような気がします)
結局、ショップオーナーと相談して、シンプルな送料設定(全国一律料金)でいくことにしました。
ただ、どうしても気になる点があります。(あくまで理解したいだけなのですが…)
ご回答のように
「常温、冷蔵の商品それぞれをコレクションで分けて、商品コレクションごとに配送プロファイルを分ける」としても、
・常温1(例:最小の箱に5個まで入る=送料520円、6個以上は次のサイズの箱で送る=送料1,180円)
・常温2(例:最小の箱に7個まで入る=送料520円、8個以上は次のサイズの箱で送る=送料1,180円)
・常温3........
・冷蔵(例:一律1800円)
このように、常温の商品は様々サイズがあるため、箱の中に何個まで入るかによって配送プロファイルの種類が何種類かに分かれます。
実際このように数種類の配送プロファイルを作ってみたところ、例えば
常温1の商品(1個)+常温2の商品(1個)
だと、送料が1,040円
とカウントされてしまいました。
(1個ずつなら余裕で520円のサイズの封筒に入るのですが…)
常温の商品の大きさ(カサ)が全て同じなら同じ配送プロファイルで行けますが、多くのショップではやはり様々な大きさの商品があると思います。
そうすると、おっしゃるような
「常温、冷蔵の商品それぞれをコレクションで(2つに)分けて」
という単純な分け方には限界があると思います。
常温と冷蔵の商品はそれぞれ配送料金がそもそも違うので配送プロファイルをそれぞれ別に作ることで、
カートにその両方が入ったとき配送料金が常温配送と冷蔵配送2重にかかるのは便利なことですが、
このように様々な商品の大きさ(カサ)がある場合はどのようにすれば送料の重複を避けることができるでしょうか?
ご教示いただけたら今後の重要な参考になると思います。
詳細な事例ありがとうございます。とても参考になります。
> 常温1(例:最小の箱に5個まで入る=送料520円、6個以上は次のサイズの箱で送る=送料1,180円)
> 常温2(例:最小の箱に7個まで入る=送料520円、8個以上は次のサイズの箱で送る=送料1,180円)
> このように様々な商品の大きさ(カサ)がある場合はどのようにすれば送料の重複を避けることができるでしょうか?
私の方で勘違いをしていたら申し訳ないですが、1つの配送プロファイルに設定できる商品は複数です。そして送料合算されるのはプロファイルごとですので、この場合は常温という1つのプロファイルにしてその中に複数商品を登録して、条件を分けて複数送料を追加すれば択一になります。
ただし、残念なことに標準機能で条件に指定できるのは、合計金額か合計重量なので、サイズの指定がありません。ですので上記ですと、5個入る、7個入るというのを重量換算して設定する必要が出てきます。
配送設定でパッケージ(箱サイズ)登録はできるのですが、これを配送料計算に組み込めるのは北米だけで利用可能なShopify Shippingだけであり、日本だと1つの固定のパッケージのデータを利用する(実質送料計算には影響しない)だけとなります。
https://help.shopify.com/ja/manual/shipping/understanding-shipping/packaging-and-weights
ですので、パッケージデータを送料計算に含むなど標準機能以外の送料計算を行う場合は、下記に記載されているような送料計算アプリが必要となってきます。
https://apps.shopify.com/collections/deliver-your-products?locale=ja
@kotafk さま
横から質問してしまったついでに、junichiokamuraさんの回答に補足させていただきます。
>5個入る、7個入るというのを重量換算して設定する必要が出てきます。
これは具体的には、
S箱に5個入る商品A:1/5kg(0.2kg)
S箱に7個入る商品B:1/7kg(0.143kg)
のように設定して、プロファイルは1kgまで520円、1kg以上は1,180円、という設定になると思います。
AとBを1個ずつ買うと0.343kgになり、520円となります。
この場合は重量を「体積(カサ)」として使用するイメージだと思います。
ただ、送料計算が複雑になるほど、お客様側もわかりにくくなるので、実情の送料計算とは別にわかりやすい送料設定にすることは重要だと思います。ショップオーナー様の判断は妥当ではないかと思いました。
ちなみに、弊社の場合は1点あたりで送料がかかる配送方法があり(家具など)、重量を全て1kgに設定して、商品の重量ランクごとにプロファイルを別に設定し、Aランクは1kgで1000円・2kgで2000円…Bランクは1kgで1500円・2kgで3000円…というように重量を「個数」として使用しています。Shopify標準の仕様でも、工夫次第で意外と柔軟に設定できると思います。
●重量換算について
@ki_hi さま、大変参考になる情報、ありがとうございます!頭をひねって、1箱に入る個数が同じとなる商品毎に配送プロファイルを分ける、という答えに至ったのですが、きっともっといい方法があると思っていました。こんなにシンプルな答えがあったとは。本当に目から鱗です。ありがとうございます。
チームで協議しまして、ご提案いただいた「複数の配送方法」に変更することにしました。
しばらくすると反映されるかと思いますので、ご確認宜しくお願い致します。
ご協力、誠にありがとうございました。
こちらの件ですが、サブスクアプリを導入した場合、この合算表示が出てしまい、混乱を招くとの指摘があったので、以前の「送料(合算)」に戻しました。
ご報告まで。
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