- 顧客訪問数のサマリーと個別訪問数の合計値が合いません。
- 売上と財務レポートがずれてます。
顧客訪問数のサマリーと個別訪問数の合計値が合いません。
訪問者列のサマリーと個別の列の合計値は一致しません。
主な要因として、同じ訪問者が別の方法でアクセスした場合などには個々の列にはそれぞれ訪問数がカウントされサマリー上では訪問者1としてカウントされる、などと言った事象があります。
上記の場合はサマリーが個々の列の合計値よりも少なくなりますが、実際の数値はサマリーの数値が個々の合計値よりも多い場合も少ない場合もあります。
管理画面トップの売上と財務レポートがずれてます。
管理画面トップの売上レポートには、財務レポートに含まれる幾つかのキャンセルオーダーが反映されていません。
同じ「キャンセル」という表現を使用しておりますが、キャンセルには①返金を伴うキャンセルと②支払いが生じる前に起きた返金を伴わないキャンセルの二つのキャンセルが内在しており、トップ画面上のレポートでは ①のキャンセルしか反映しない仕様となっています。
(この場合、トップ画面上のレポートでは「返金」に反映されます。)
上記二つのキャンセルは在庫管理の観点からShopifyのシステム上で明確に区別されており、①②のキャンセルの際にシステム内ではそれぞれ下記のような動きが起きています。
①返金を伴うキャンセル
→返金をトリガーに返品が記録され、商品の在庫が補充される
②支払いが生じる前に起きたキャンセル
→取引時点で支払いが生じていないため返金が生じず、返品が記録されない
トップ画面上のレポート画面は上記の動きをベースとしており、②のキャンセルは返品として記録されないため実際の注文状況と齟齬が起きます。
これは、ストア分析におけるダッシュボード>販売合計、及び、レポート>売上でも同様であるため、①②どちらのキャンセルも含めた正しい売上を見るためには、レポート>財務>財務サマリー>決済を確認する必要があります。